アイドルマスターシリーズを彩ってきた様々な曲を使って制作した
「IM@SHUP MEDLEY!!!」
ご覧いただいた皆様には概ね好評のようで私も安心しましたし、アイドルマスターカテゴリでは24時間ランキング最高4位を記録させていただきました。本当にありがたい限りでございます。という事でここではこの原曲メドレーを制作してみての事だったりを色々書いてみたいと思います。
制作にあたっての経緯
それは遡ること2年前…(ホワンホワンホワン)
SideM水嶋咲のニコマスPとして藤居朋誕生日合作や小早川紗枝合作に動画だったりイラストだったりを提供したり、アイマス演芸合作に千鳥のネタを打ち込んでみたり合作参加メインで色々していた頃にふと思い立ったのが、
「アイドルマスターシリーズ全部から選曲して原曲メドレーを作ってみたい」
という事だったんですね。ニコマスは2017年の「水嶋咲合作」(一人合作)からやってたんですけどそれより前からニコニコ原曲メドレーを作って下手なりに精力的に投稿していたという事もあって好きな要素と好きな要素の組み合わせが欲しいなと自分の中での需要が急上昇してしまって制作をするぞと思い至りました。
その時作っていたのがアイマスMEGAマッシュというタイトルの原曲メドレーでした。見ていただけると分かりますがIM@SHUP MEDLEY!!!の1曲目でもあったDazzling WorldとTakeme☆Takeyouの流れは最初からありました。
ここの最初のハマり方が良かったのでどうしても使いたかった訳ですね。
…しかし、この原曲メドレーは途中で挫折してしまうことになります。
理由は「ポテたんの力量不足」というシンプルな物です。私自身音楽経験はさして無くイラストを描いたりしてた人種の方だったので、そもそも原曲メドレーの技量が不足しているというのがありました。中々思うように作れないのと製作途中の音源を聞いても「リピートしたい」という感情が湧いてきませんでした。…なのでアイマスMEGAマッシュの音源は道半ばでボツ。供養のためにMqubeにあげてあります。
それで、そこからはそのメドレーの事は忘れて水嶋咲の音MADを制作したり、趣味曲での原曲メドレーを制作したりとクリエイティブな事自体はしていました。
じゃあいつもう一回作ろうと決意に至ったのか。
この今年投稿した原曲メドレーが切っ掛けでした。
これまで絶対に趣味の曲を入れていた原曲メドレーでしたが、ここで初めてニコニコ動画に関連するコンテンツのみで制作できた初めての原曲メドレー。
表現のレベルがワンステージ上に上がった感じがしました。
自分の思ったイメージや方向性をちゃんと具現化できるようになったんだなという事で今まで作ってきて数少ないボツの「アイマスメドレー」をもう一回作ってみようということでここの投稿辺りから制作を加速させていきました。
ついでにアイマス15周年ってのもやる気を上げる要因になりました。
こちらが予告編…4分半ほどガッツリ公開させていただきました。
大体半年ほどかけての作業になりました。この間にも色々動画の制作もしていたのとお仕事もあったので結構濃密な感じになりましたね。
選曲に関して
まず選曲する範囲に関してですが言わずもがな「アイマス全体」が範囲である事は 明白…なのですが、アイドルマスターKRやラジオなんかのCD展開もありまして、そこに関しては知識が無いので選曲範囲には入っておりませんでした。
今回対象とさせていただいたのはアイマス・ミリマス・デレマス・エムマス・シャニマス・その他(5ブランド合同楽曲・ディアリースターズ)でした。
選曲バランスとしてはこんな感じ。つなぎ目などに使用してた関係もありましてデレマスにウェイトが置かれていますが、使う長さの調整でいい感じにバランスを取ったつもりです。不公平感があまり出ない選出割合というのは今回制作していく中で一番気をつけたポイントです。
さらに構成をしていく中で気にしたものは曲を出来る限り違うシリーズでつなげていくという物がありました。アイマスで繋げたならば次はシャニマス、デレマス…
というように同じブランドの楽曲が連続しないようにもこだわっていきました。
サムネに関して
さてサムネに関してですが、今回使用できなかったCDが数枚入っているのですが分かりますでしょうか?
…正解は最下段真ん中にある3枚分のCDです。
左からPrincess Be Ambitious!!、千客万来ニーハオサァカス!、共鳴世界の存在論は採用ができませんでしたがサムネ画像にはこっそりとあります (上段2つめ右端のアルストロメリアのCDジャケットが採用された曲の物と違うのはこちらの不手際です)
というのもポテたんが所有しているCDで使えたら使おうと思っていたのですが構成の関係で使えなかったのと、サムネ自体を制作したのが制作中盤くらいでまだ採用する曲が決まっていなかったというのが実情です。サムネを見て「この曲ないやん!」ってなった方には本当申し訳なく思います…。
特に好きな箇所解説
ここでは特にメドレー内で好きな所をざっくりと解説していきます。
◆1. Dazzling World × 2. Take me☆Take you
2年前の製作開始初期の頃から使用して今回でも使いまわした所。
つかみとしては中々優秀であるなという重ねでしたし、長尺にすることによってこのメドレーの事をちゃんと理解してもらおうということでのパートでした。「星空にきらめく」からのサビの入りは繋いでいても気持ちいいですし、とっても好きです。
◆21. プラリネ × 22. いつだって僕らは
ここはどうしても相当な長尺で使いたかった所。どちらもエモエモでこの重ねを見つけたときこれはスゴいものを見つけちゃったぞとなってました。
ただタイミングを合わせるだけで神がかり的にあってしまう曲があるのでなかなかどうして侮れないんだなぁと思っています。みんなのリアクションも大きくて狙いは大成功って感じでした。
◆29. さよならアンドロメダ → 31. 餞の鳥 × 30. Dye the sky.
ここの流れは便宜上ニコニコメドレーでいうバラードパートっていう奴です。
ひぐらしのyouとか鳥の詩とか…最初はバラード的なニコニコでの知名度を加味して如月千早の「約束」を採用する予定でしたが、中々うまく行かず「約束」の採用は泣く泣くボツに。エモエモでバラードな展開をしていくことになりました。
31. 餞の鳥 × 30. Dye the sky. の重ねは特に好きな所で、サビ後半の重なり方はとても気持ちの良い箇所なので一見の価値あると思います。
コメントについての補足
コメントで見受けられたところに関してちゃんと補足させていただければ。
「マッシュアップしてないと原曲メドレーっていわんのか……?」
ってコメントをいただきまして、これに関しては自分の見解を語らせていただきます。
まずそもそもとしてマッシュアップしていなければ原曲メドレーではないって事ではないです。中々定義するのも難しいですし、原曲メドレーって事でアニメソングまとめみたいなニュアンスで使っている人もいますので…
動画の説明文で言っているのは所謂「ニコニコ原曲メドレー」に関しての説明。
「ニコニコ動画」で独自に醸成されていった「原曲」を使った「ニコニコメドレー」でありますのでジャンル分けをするならば「原曲メドレー」という大きなくくりの中にあるものが「ニコニコ原曲メドレー」である。そういうのが私の認識です。
なので、原曲メドレーという物はもうそのまま皆さん各々の定義で大丈夫です。
「ニコニコ原曲メドレー」に関して…この動画は「ニコニコ原曲MIXシリーズ」というタグに纏められています。が大百科記事はつくられていません。
このタグを見て再生数の多いやつを見てこういう物なんだと理解を深めて貰えればなと思います~。特にこちらがオススメよ!!!
自作宣伝!!!!!!!!!(合作もやりました)
で、最後に今後の活動ですがニコメドは少しセーブさせていただいて、イラスト制作の方にシフトさせていきたいなぁと思っています(元々絵が得意ではあるので)
気が向いたら作ることはあると思いますが、大型メドレーは疲れるのでね…。
あとDTMも頑張りたい。
それではポテたんでした。